豆知識
換気扇の汚れ落とし
換気扇、レンジフード分解のコツ
換気扇やレンジフードは、分解して、取り外せるものは外して洗います。メーカー、機種によって多少、構造が違うので、初めて分解するときは取り扱い説明書などで確かめ、不明な点はメーカーや販売店に問い合わせてください。また、安全のため、分解は必ずコンセントを抜いてから行いましょう。
換気扇の種類とファンのタイプ
カバーのはずし方
ほとんどの換気扇のカバーは、両手で少し持ち上げるようにしてから、手前に引けば外れます。浅型レンジフードは、ガードを外してから、油受けの手前にあるネジを外して開き、少し持ち上げるようにしてヒンジから外してください。
ファンのはずし方
換気扇のプロペラは、羽根どめをプロペラの回転方向の逆に回して外して(ほとんどのものは、右に回せばはずれる)から、手前に抜けば外れます。ターボファンやシロッコファンも同様にして外しますが、下向きについているので、羽根どめを外すときは、落下しないようにファンを支えながら行いましょう。
分解した部品の汚れ落とし
強アルカリ性洗剤は、塗料をはがしてしまったり、アルミ材を変色させてしまうことがあるので要注意。目立たない箇所で変色や塗装はがれがないことを試してから、出来るだけ短時間で洗い落とすようにしてください。
浸けおきタイプの潜在も、塗装面やアルミ材に使う場合は、あまり長時間浸けておかないように気をつけましょう。
べたついた汚れがある場合は、最初に割り箸の先かプラスチックのヘラなどで汚れをできるだけこそげ取っておくと、後の作業がその分楽になります。
浸けおきタイプの潜在も、塗装面やアルミ材に使う場合は、あまり長時間浸けておかないように気をつけましょう。
べたついた汚れがある場合は、最初に割り箸の先かプラスチックのヘラなどで汚れをできるだけこそげ取っておくと、後の作業がその分楽になります。
洗剤を湿布する方法
1.汚れている面を上にして、油汚れ用アルカリ性洗剤を直接スプレーした後、ティッシュペーパーかペーパータオルを貼りつけ、その上からもう一度、洗剤をスプレーする。泡状にスプレーできる強アルカリ性洗剤なら湿布する必要はない。
2.そのまま5~10分ほど放置した後、湿布したペーパーや使い捨てのボロ布で汚れを拭き取る。
3.隅などに汚れの固まりが残った場合は、割り箸や竹串の先などでこそげ落としてから再度、洗剤をつけて歯ブラシなどで汚れを落とし最後に水洗いする。
浸けおき洗いの方法
1.油汚れ用の浸けおき洗剤にはシンク用のポリ袋が入っているタイプがある。それをシンクにセットするか、大き目のポリ袋をダンボール箱や手近な容器にセットするなどして、浸けおく場所を作る。
2.浸け置き用洗剤を40度くらいのお湯に溶かし、汚れのひどい面を下向きにして、部品を入れる。
3.30分~1時間ほど浸け置き(洗剤によって時間が異なるので洗剤容器の裏面にある説明に準じる)、汚れが浮いたら、浸け置いた洗剤液をつけながら、古歯ブラシなを使って隅の部分の汚れまで落とす。汚れが落ちたら、洗剤液を捨て水洗いする。
掃除のあとは、汚れ防止フィルターカバーを
換気扇の汚れ防止には、ポリエステル不織布の特殊フィルターが効果的。油やほこりをキャッチしてくれるので、換気扇本体の汚れ具合が軽くなり、掃除が楽になるばかりか、フードやダクトの中、また外壁の換気扇排気口の下に油汚れがつくのを防ぐ効果があります。フィルターカバーには、フィルターを交換することで長時間使えるものと使い捨てタイプがありますが、最近は、磁石やマグネットで簡単に取り付け交換ができるもの、伸縮自在で換気扇に合わせて自由にサイズが変えられるものなど、換気扇、浅型レンジフード、深型レンジフードの各タイプとも、さまざまな種類が出回っています。各商品の裏面に記載されている取り付け方やサイズを確認して選び、上手に利用しましょう。
油汚れ掃除にはボロ布が便利
ベタベタした油汚れに、ぞうきんやスポンジを使うと、すぐベットリと油がついてしまい、なかなか洗い落とせません。そんなとき、使い捨てのボロ布がたくさんあると便利、汚れを拭き取ったら、どんどん捨てるようにすると手も汚れません。日ごろから、古くなったタオルやTシャツなどの衣類を適当な大きさに切ってストックしておきましょう。
ベタベタした油汚れに、ぞうきんやスポンジを使うと、すぐベットリと油がついてしまい、なかなか洗い落とせません。そんなとき、使い捨てのボロ布がたくさんあると便利、汚れを拭き取ったら、どんどん捨てるようにすると手も汚れません。日ごろから、古くなったタオルやTシャツなどの衣類を適当な大きさに切ってストックしておきましょう。